東京の屋形船の基本情報

屋形船の種類と装備

東京では隅田川や東京湾の周遊クルーズが人気ですが、東京には国内で唯一となる国交省関東運輸局の認可を受けた屋形船東京都協同組合が組織されていて、現在38の事業者が加盟しています。
加盟している事業者は統一的な基準や、安全管理や快適な環境を整えた装備や周遊コースのもとで運行されています。
船の種類にはお座敷船・掘りごたつ船・椅子テーブル船の3タイプがあり、和の情緒が楽しめるお座敷か、座りやすく冬は暖かで快適な堀りごたつ船、若い方やお子様、膝が辛い高齢者の方や外国人観光客にも安心の椅子テーブル席を備えた船から選べます。

38の事業者の船は全て冷暖房完備で冬は暖かく、夏は涼しく快適に過ごせます。
また、トイレは二据以上設置されており、仕様は多少異なりますが、男女別の清潔で快適な水洗トイレが設置されています。

また、宴会を盛り上げるカラオケも標準搭載されているのが特徴です。

利用の仕方の違い

利用の仕方としては人数や目的によって貸切船か乗合船を選びます。
貸切船は江戸時代から贅沢な遊びとして江戸っ子の憧れや粋な楽しみであったもので、水面に揺られながら揚げたての天ぷらや江戸前の寿司や新鮮な刺身や冬場は鍋などに舌鼓を打ち、景色や夜景を楽しみながら、気心の知れたお仲間だけで酒を酌み交わせる贅沢な時間が過ごせます。
協同組合加盟の事業者においては貸切船は毎日午前11時から20時の間で利用者の都合に合わせた指定時間で出船ができ、2時間から2時間半の周遊が楽しめます。

月曜日から木曜日は大人15名から100名、金曜日から日曜日の週末は大人20名から貸切りができ、船のサイズによって100名程度の大規模な宴会まで対応できます。
乗合船はご夫婦やカップル、親子やご家族、友人どうしなど少人数のグループで利用ができ、通常2名から予約ができます。
乗り合いといっても、他のグループとは一定の距離を置いてテーブル席を利用できるなど配慮がなされているので、東京湾などの夜景を楽しみながらムードを作りたいカップルのデートにもおすすめです。

人気の仕立て船

いつでも予約して宴会ができる貸切船や、プランやコース、出航スケジュールが決まっている乗合船のほか、シーズンやイベントに合わせた仕立て船も人気です。
仕立て船は人気があり、直ぐに予約でいっぱいになってしまいますので、早めの予約がおすすめです。
お花見船は3月下旬から4月上旬にかけて隅田川墨堤を遊覧するコースで、新しい人気スポットであるスカイツリーも楽しめます。

昼間の美しい桜を見るコースと、夜桜コースが用意されています。
花火船は東京で開催される隅田川から眺められる花火大会に合わせて出航されるもので、花火打ち上げ数約20,000発で全国的にも有名な隅田川の花火大会をはじめ、約15,000発を誇る人気の足立花火大会、約14,000発の江戸川花火大会や約4,000発の江東区花火大会、現在は休止中ですが約12,000発の東京湾大華火祭に合わせて運行されます。

どこで乗るのか

屋形船を利用するには何処から乗るのかが気になるところです。

周遊コースによって異なりますが、組合加盟の事業者の各38ヶ所の船宿と11ヶ所の公共乗り場が基本になりますが、貸切船の場合には最寄り駅や職場などとの送迎バスのサービスが利用できることもあり便利です。
11ヶ所の公共乗り場は晴海、越中島、吾妻橋、桜橋、日本橋、明石、お台場パレットタウン、有明小型船乗船(ビックサイト)、竹芝乗船場、両国橋乗船場、二天門乗船場にあり、周遊コースによって指定場所は異なります。

乗船して同じ場所に戻ってくるコースが多いですが、中には晴海から出てお台場で降りるコースなどもあり、お台場散策を楽しみたい方に人気があります。